岡山県瀬戸内市内窓町

2020年12月08日


日本の海岸、湖に戻る
日本の海岸、湖』 天気予報で晴天日を狙ったが、大きく外してしまった。
岡山観光WEBのHPから
  日本のエーゲ海と言われている瀬戸内市牛窓の前島(まえじま)の絶景スポット・「前島のスナメリ」などをご案内し、島旅の楽しさをお伝えします。
 前島は別名「緑島」と呼ばれ、美しい松林などの自然林が繁り、島全体が国立公園に指定されていて、遊歩道やサイクリングコースが整備されています。
 前島では、大坂城再建の際に石垣を切り出した丁場の跡である「大坂城築城残石群」や島の最高地点にある「前島展望台」からの眺望が人気です。 また、車やレンタサイクルで島内を巡ったり、シーカヤックツアーを満喫したりと、アクティビティも豊富です。 前島を含む牛窓周辺は「日本の夕陽100選」に選ばれており、
オレンジ色に染まる瀬戸内の夕景は旅の思い出になること間違いなしです。
 干潮時のみ現れる、黒島・中ノ小島・端ノ小島を繋ぐ砂の道は、「黒島ヴィーナスロード」と呼ばれ、前島からもこれらの絶景を見ることができます。
天気が悪過ぎた半日
 天気予報と何度も相談して、晴天が続く予定の日を選んだのであるが、天気予報的には薄曇りは晴となるので、その最悪の日に来てしまった様だ。
  ”前島”には、これと言ったものが無かったので、もう一度来てみたいとは思わないが、チャーター船で行く、干潮時の ”黒島ヴィーナスロード”を歩いて見たい思いはある。
望海山を追加する
  予てから行って見たかった超低山の展望山である ”岩滝山”と ”宮田山”を追加する。
牛窓・前島ドライブ
前島を選んだ動機は。
  瀬戸内の離島へ遊びに行こうとネットを検索していると、牛窓から前島に渡るフェリーが1,360円で安いのに気付いた。 しかも、1,360円は往復だったので驚いた。 人だけなら往復400円、レンタルサイクルは4時間で500円なので、車で渡るのがリーズナブルに思えた。
うしまど・まえしまドライブ
Road Map :岡山ブルーラインを一本松ICで下りて、県道225号線を南下して牛窓港に向かう。
Route Map:前島を右回りにドライブし、要所で遊歩道を歩く。
前島滞在時間:約3時間

GPS軌跡の殆どが車に搭載されたものであり、前島展望台と網代崎へ行ったものが、歩行での奇跡である。
牛窓港発 7時00分のフェリーに乗る。 フェリーの混雑状況が判らずに
早く来てみたが、フェリーはガラガラ状態で3台が乗り込んだだけであった。
牛窓港を出航して5分で前島港に着いた。 乗っていてフェリーが動いたとの
実感が無く前島に着いてしまった。 往復1,360円の乗船料は納得の料金か。
前島の観光スポットは大したものは無さそうだ。 可能な限りに海岸線を散策してみたい。
これでは理解出来ない簡易地図。
海岸線を車で走るが、海岸に降りられるポイントが無い内に ”前島展望台”への
遊歩道に着いてしまった。 ここには大阪城築城残石群の名称地があった。
遊歩道の途中に ”大阪城築城残石群”の遺構があったので先に見学する。
よく整備された遊歩道を ”展望台”に向けて歩いて行く。
巨大な花崗岩が転がっており、人工的に細工された痕跡も見られた。
このデカイ花崗岩には割ろうとしたクサビの後が2本も入っていた。
老朽化した小さな橋は通行止めとなっていたが、右側から迂回することが出来た。
本来の城跡の産地が、城跡の墓場となってしまったのか。
大きなスラブ岩が出て来た。 岩肌のグリップが良く、簡単に登れた。
しっかりした踏み跡を緩やかに登って行く。
スラブ岩のテッペンから見た ”西島”の西端と ”牛窓”付近。
3階建ての ”西島展望台”に着く。
3階建てなので周囲の樹木の成長には負けていないだろう。
3階に上がると ”牛窓新八景”の救助浮き輪が飾ってあり、
他に ”日本の夕日百選”の表示もあった。
”スラブ岩”よりも高い位置から ”前島西部”の同じ展望が得られた。
今日は雲が切れてくれずに名張りのある展望が得られなかったのが残念である。
”牛窓瀬戸”の海峡の巾は250m程しか無く、簡単に橋が架けれそうに思うのだが・・・
展望台にあった古びた鳥瞰図。
実際の景観では樹木が茂り ”黄島”の殆どが隠されてしまっていた。
展望台を降りて、駐車地に戻る。
駐車地からは ”展望台”方向とは反対方向にも遊歩道が伸びていたので、
行ってみるが、山を下りてしまいそうだったので、引き返した。
車を走らせて ”網代崎”行く。
”網代崎”に向かっていると道は狭くなり、分岐でどちらに
進んで良いのか判らず、ここに車を停めて歩くことにする。
上り方向の道は駐車場で行き止まりとなっていた。
この車の連中は何の為に、ここに車を停めているのだろうか?
海岸に出ると、釣り人が1人居た。
駐車していた連中は釣り人の車なのかも知れない。
直進の道は、直ぐに車では入れない道となり、しっかりとした踏み跡が続く。
何か小魚が釣れた様だ。 近くまで行ってみる。
岬状に突き出した奥も同じ様な岩肌の海岸が続いていた。
何が釣れるのかインタビューしたかったが、躊躇してしまった。
タモのサイズを見る限りでは、かなりの大物が期待出来るのだろう。
反対側の岬にも釣り人の姿が見られたので行ってみる。
釣り人が切り開いたと思われる杣道は笹薮に覆われていたが、
踏み跡はしっかりしていた。
簡単に磯に出ることが出来た。 こちら側が ”網代崎”なる様だ。
折角の絶景なのに、今だお陽さんが出てくれない。
先程の釣り人を見る。
若い時なら潜りたいと思ったと思うが、今はそう言うにはまったくならない。
瀬戸内の影響なのか波は無く穏やかな海面であった。
この磯には4名の釣り人が居て、大きくソーシャルディスタンスを守っていた。
車に戻り、南岸を走っていると、 ”黄島”の全体が見えたが、逆光気味となり、絵にはならなかった。
小島に見える ”黄島”の北端にあるデベソ。
所々にあった駐車スペースと、海岸線の展望とはイコールに成らなかった。
前方に見えた小山の花崗岩群が凄かった。
ここにもしっかりした踏み跡が付いていた。 釣り人の小まめさを感じる。
トイレのある休憩所の後ろ側に磯に降りる道を見付けた。
急峻な崖を下りる為にロープが張ってあった。
急峻な一枚岩なので、ここはロープがないと下り上りは出来ないだろう。
更に北側にも小さな岬が見えた。
この岬にも釣り人の姿が見えたので、海岸に下りる道があるのだろう。
同じことの繰り返しなので、この岬には行くのを止めて、違う遊歩道を探すことにした。
広々とした ”前島港”に戻って来る。
対岸の ”牛窓”のビル群を見る。 防波堤にも釣りをしている方が多い。
フェリー乗り場の広い駐車場にはフェニックスが並んで良い雰囲気を出していた。
干潮時には3つの小島が砂州で繋がると言われている ”黒島”を見る。
”黒島”はチャーター船でないと行く手段が内容だ。 潮を見て行ってみたい。
今頃になって天気が良くなって来た。 帰りのフェリーも3台のみの寂しい状態であった。
岡山ブルーライン 一本松IC 道の駅 ”一本松展望園”に寄ってみる。
高台の展望台までは車止めされていたが、歩いてもしれていた。
帰りの駄賃として 道の駅 ”一本松展望園”に行って瀬戸内の多島を見てみる。
サザンカが見事に咲いていた。
見通しが悪く、折角の多島美がまったく絵にならなかった。
下の展望台からも、もやった景色しか見えなかった。 今日は残念な1日であった。
干潮時に砂州で3つの島が繋がると、歩いて渡れるので
”黒島ヴィーナスロード”と呼ばれているらしい。